2017年05月09日

努力は嘘をつかない

 ゴールデンウィークも過ぎ、新入生・新入社員も新たな環境に慣れてきた頃だろう。イーストウインドの母体でもあるアウトドアツアー会社「カッパクラブ」にも三人の新入社員が加わり、雰囲気も一層華やかになった。

 その中の一人がイーストウインドの新トレーニング生K。カッパクラブに来る前は登山用品店に勤め、更に前の大学時代はワンゲル部の主将を務めた、文字通り山男である。いくらイーストウインドの正規メンバーになるにはリバーガイドになることが義務付けられているとはいえ、山男が川で仕事をするのには、当然、不安もあっただろう。

 案の定、Kは苦労している。純粋にリバーガイドになりたくてやってきた二人とは、そもそもの動機が異なる。過去には「こんなはずじゃなかった」とイーストウインドのトレ生を去った人も幾人かいる。去っていった人たちを責めているわけではない。アドベンチャーレースに出るという夢とリバーガイドになるという現実にギャップがあっただけである。新入社員も然りで、夢を抱えて入社したが、実際は雑用業務ばかりという現実にギャップが生じて悩むことも解かる。
 でも、忘れないでほしい。どんな仕事であろうと、どんなに雑用であろうと、それは必ず身になる。そして、それが人の役に立ち、延いては自分の役に立つ。必ず。

 時には上から叱責されることもある。しかし川の上では、楽しさを伝えるのも、命を預かるのもリバーガイドの役目。些細なことを怠ることで命を落とす危険も考えられる。大変なことがたくさんあるし、慣れないこともしなくちゃいけないが、どんな些細なことでも疎かにせずにやっていってほしいと願う。

 カッパクラブは他社に比べてリバーガイドになる基準が厳しいと言う。それだけリバーガイドに求められるスキルは高度だ。また、リバーガイドにならなければお給料がもらえない。だから早くリバーガイドにならなくてはいけない。そのために、新入社員たちは日々努力を重ねる。
 思えば、今までも、カッパのリバーガイドになるために苦労に苦労を重ねたガイドは少なくない。そしてそんなガイドほど、しっかりとしたスキルを身につけている。それが不思議なことにガイドスキルだけではなく、人との接し方、瞬発力、推進力、環境適応力などなど様々な力が自然と身についているのだ。

 現在、リバーガイドになるために努力をしているK。「今が踏ん張り時。頑張ります!」と言う。思っていたこととは違うだろう。どうしても他の新入社員と比べてしまう事もあるだろう。
 でもね、Kくん。キミが今、しっかり受け止めて、逃げずに立ち向かっている事は、やがてあなたの支えとなり、力となる。そして何より、その努力の先にあるものは、キミが抱いている夢という「現実」だ。

 今回は南アに旅立つイーストウインドを見送る立場にいたけれど、この努力の先には、見送られるメンバーにキミがいる。

努力は嘘をつかない。それを信じて強くあれ。


カッパクラブのホームページ
http://www.kappa-club.com/

posted by Sue at 12:34| Comment(0) | 愚母の苦悩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。