2008年12月29日

化学反応 その1

アドベンチャーレーシング・ワールドシリーズの最終戦「ポルトガル大会」も終了し、チームメンバーは各自冬季活動のため、春まで三々五々に散る。
チームメンバーの主力の一人でもあるヨーキは地元の北海道に戻り、スキーオリエンテーリングの競技に打ち込むと言う事で、先日我が家に来た。そこでチームリーダーの田中正人(我旦那)と二人で一足早いポルトガルの反省会を行なった。

詳細は他の場所で発表するとして・・・
田中正人はヨーキをとても買っている。今まで一緒にレースに出た仲間で、ヨーキほど信頼をしている選手はいなかったのではないか。

芯はとてもしっかりした優しい青年であるが、ヨーキもまだまだ若い。口数の多さから誤解も招いたり、一言多い時もある。そこら辺はこれから揉まれていきながら勉強していくだろう。


以前、アメリカから友人が遊びに来た。彼は有名な経営コンサルタントの会社に勤めている。

彼に「チームを構成するのに大切な事って何?」と聞いてみた。
彼は「Chemistry(化学)だよ」と言った。
Chemistry。日本語で意訳すると「化学反応」となるだろうか。

アメリカで、ある最弱と言われるプロバスケットボールチームがった。あまりの弱さにコーチが強い若手選手を発掘し、猛練習をした。
そしてそのチームは強くなった。
強くなればなるほど、もっと強い選手が他のチームから来る。
やがてそのチームは「アメリカ史上最強!」と呼ばれるほどの選手に恵まれた。

が・・・・なぜだか勝てない。
個人個人はものすごく力があるし、技も凄い。が、勝てないのだ。

そこでコーチはもう一度チーム全体を観察した。そして気がついた。化学反応がうまく起きていないのだ。

そこで、どの要素(選手)が化学反応を邪魔しているかを見定めた結果、チームでも最も強いと言われる選手が邪魔をしていた事が判った。
コーチはその選手を外し、ランクの低い選手を入れた。

コーチの感は的中した。
そのチームは見事な化学反応を起こし、その年は優勝した。


さて・・・・
友人は「チーム選手を選ぶのはChemistryが一番大切なんだ。リーダーもしくは監督はそれを見極める判断力が重要だ」と言う。

以来、田中と私は、チーム競技を見る際に、この「化学反応」を気にして観戦してしまう。
posted by Sue at 15:13| Comment(0) | 悪妻のボヤキ | 更新情報をチェックする
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