2010年04月26日

太鼓衆一気

数日前、mixiで「みなかみ町で公演をします。入場料を割引しますので是非お越しください」と太鼓衆一気の日野愛理さんよりメッセージを頂いた。

ふ~ん。そんなのがあるんだぁ。何気に彼らのHPを開いてみた。

「こころを揺さぶり、その魂をわしづかみにし・・・」という一文が目に留まる。その昔のOL時代、ジャズをやっている課長と呑んでいる時に何故か民族楽器の話になり、「なぁ、Sueさん、太鼓ってのは腹で聞くんだ」と言っていたのを思い出した。腹、こころ、魂・・・和太鼓って人間の中心に響く物なのかな。

いずれにしてもこうしたプロフェッショナルが、こんな田舎で演奏をしてくれると言う機会は滅多にない。

テレビやネットでしか観れないような物が実際に目の前に現れる少ないチャンスだ。徳に是非とも見せたい。そう思い、さっそくママ友たちに声を掛けた。ママ友たちもすぐさま「そういうのは子どもに見せたいね」と同意してくれ、一緒に行くことになった。

2歳の徳は、じっとしているのも10分が限界。こんなにじっとできない子どもも珍しいかもしれないが・・・。

公演が始まるブザー。会場が暗くなると「コワイ~」とおののく徳。と、その瞬間にズン、ズンと低い太鼓音。すぐに徳の注意は暗闇の恐怖から音への好奇心に変わった。「すごいねぇ、おかーちゃん」と何度も私の顔を見る。

ゆっくりスタートするリズム。そこから徐々に激しくなっていく。リズムが早くなると、なぜだか観ている方の鼓動も呼吸も早くなる。中盤の乱打。す、す、すごい!腹で聞くってのはこれかぁ!!

太鼓ド素人の私から見ると、なんだか適当に打っている?ようだけど、全員の生み出す「ドン」のひとつが一糸乱れずに会場に響く。この乱れのない「ドン」がお腹の底に響いて、やがてこころに響いてくる。

そしてパフォーマーたちの真剣ながらも楽しそうな表情が太くて強い波動となって会場に伝わる。

すごい・・・

そこからは息もつかないくらいのパフォーマンス。目いっぱいに太鼓を叩き続ける彼らの血潮が透けて見えそうだ。一生懸命な人の姿は魂に響く。

彼らの熱いパフォーマンスとお腹に響く音が、いつしか心へ響いていた。気がつくと私は背筋がピンとなっていた。

この公演を観て本当に良かった。徳にも本物の太鼓を、一生懸命バチを打ち込む人たちを間近で見せられて良かった。

演奏終了後、会場を出た人が「見てて背中とか疲れなかった?」なんておしゃべりしているのを耳にした。

「うんうん。疲れましたよ~」と心の中で応えた。だってあれだけ熱いステージだもん。観ている側もチカラが入るさ。リラックスして観るようなステージじゃありませんって。疲れて当然ですよ、奥さん。でもね、後に残ったものは疲労感じゃなくて、「熱い何か」でしょ!?奥さん。

愛理さん、声を掛けてくれてありがとうございました。また是非来てください。待ってます!
posted by Sue at 11:59| Comment(2) | 干物女の行水 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素敵?(笑)な、太鼓だったでしょ?
以前スピニングの為に演奏してくださったんですよ!アメリカでも盛り上がりました!
Posted by 館兄 at 2010年04月26日 22:36
館兄
へ~。そうなんですか!!他国では絶対に盛り上がりますよね~。いつか国際レースが開催できたらオープニングセレモニーは彼らで決まりですね。
Posted by Sue at 2010年04月27日 10:15
コメントを書く
コチラをクリックしてください