2011年10月31日

小さな会社組織

XPDスタートもいよいよ間近になってきた。思えば隊長がこの大会に出場しようと決めたのは2月のパタゴニアレースが終了した時点だった。

経理担当としては、色々思うところはあったが、彼らが決めたのであれば、それに向かって参加費を捻出するが私の役目。

数年前までは「OL時代に貯金したものを生活費に回して…」などとやりくりしていたが、マスコミで取り上げられてからは徐々にそれも回り、更にはテレビで放送されたことは大きく、応援者もぐっと増えた。

他の一因にワッキーの情報発信力がある。今までの選手になかったわけではないが、彼女のその能力はとても長けている。ゆえに応援者にはチームというよりもワッキー個人のファンも少なくない。

地方に生まれ育ったせいか関東での事業活動も慣れないわ、結婚後は山奥に住むわ、今じゃ子育てまっただ中だわで、私にとって広報業務は物質的に悩みのタネではあったが、今では友達も多くて明るい性格のワッキーという選手兼PRがいてくれるお蔭で、この業務は負担も減り、総務の仕事に集中できている。

得手、不得手、適切、不適切の分野は誰にでもある。私にはやっぱり広報は適していなかったこともわかった。今までは「やらなくちゃ」的な意識で動いていたのも、負担が減ったことでわかった。私の場合、総務業務は面倒であっても精神的には負担にならないもの。

そもそも隊長とふたりだけでやることに限界があったのかもしれない。ある程度は広がっても、それ以上はなかなか伸びない。

隊長と結婚した時、「自分が働いて生活を支える」か「一緒にアドベンチャーレースの普及事業をする」のふたつの選択肢があった。私は一人の力より二人の力の方がパワーが広がると思い、後者を選択した。

ここにきてワッキーの広報力(情報力)が出現し、更に広がってきたことでふと思う。「アドベンチャーレース事業を業務とするイーストウインドプロダクションは、小さい小さい小さい小さいながらも、会社組織みたい」と。

プロデューサー(社長)が隊長で、私が総務で、ワッキーが広報で、国内レースなどのコースディレクターを務める能力があるヨーキが現場監督で、トレランなど人気のあるレースで活躍してARを認知してもらうクラッチが現場(しかも彼はその容貌から女性ファンが多い)。それぞれの持ち場がちゃんとできていて、ちゃんと務めているように見えてくるから不思議だ。

誰も指図したわけではないが、なんとなくそんな構図になってきている。

今までは「自分がしなくちゃ」とか「すべて知っておきたい」との思いが強かった。しかしふっと力を抜いてみると、いい方向に事が動くこともある。

抱え込まなくてもいい。適切な人がきっと現れるから、その時はその人に引き継いで、自分の仕事をこなしていけばいい。そしてその人が必要なときに手伝えばいい。

そうしないと自分が本当にやりたいことも淀んでできなくなってしまうし、風も通らない。だから適切な人、今はまだプロではないにしても、芽が出そうな人に引き継いでいくのは、組織としてもとても大切なこと。

そしてその方が家庭もうまくいく。

そんなワケで、ヨーキと隊長が留守の間、カッパのモミーにX-Adのコースを手伝ってもらいます。彼もコースDの能力ありだ。その能力の芽は大切に育てたい。

そして12月17日(土)は2012年度イーストウインドトレーニング生の面接日。今年はどんな人が何が得意なのか、また適正なのか。楽しみだ。




posted by Sue at 09:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 干物女の行水 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日、ワッキーと飲みましたが、すごい気さくで、すぐに友人の輪に溶け込んでました。何度かメールでやり取りしてたせいか、ぼくも初対面という感じがしなくて、楽しかったです。
そんな彼女が広報役となるのは、自然な流れかもしれませんが、sueさんにとっても、もちろんチームにとって大きな力となり、より強固な体制が築けますね。
今回のレースも成功することを、心より願ってます。
Posted by マー坊 at 2011年10月31日 10:51
マー坊
結局のところ、一人では限界があるんです。とはいっても間違えてはいけないのは、すべてをその人の責任にさせること。これはやってはいけません。責任は上の者が持つ。これですよね。でも私のような凡人は責任逃れをいつも考えてしまうわけです。いかんです。ワッキーの広報にしろ、ヨーキの現場監督にしろ、私たちが責任を持つこと。ゆえに、彼らも好きに動けるし、行動の幅が広がるものです。
Posted by Sue at 2011年10月31日 13:46
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