2012年04月17日

「準優勝」は4人だけで勝ち取った物ではない

「僕に任せてもらえませんか?」

簡単なメールが来た。送り主はエイ出版社の森山憲一さん。「パタゴニアレースの写真見ました。田中さんがVサインしている写真をどうしても使いたいんです」その写真1枚から、これまでの隊長の軌跡が見えるかのような森山さん。その簡単なメールで、この人がずっと応援してくれていた事がしみじみと伝わってきた。

そして刷り上がった「PEAKS 5」が送られてきた。3ページ目に大きく映し出されている隊長の写真。そして短いながらも、この18年間、ずっと背中を押し続けてくれた森山さんのメッセージが書かれていた。「静かながらも、ものすごく熱いね」隊長と私は、この文章にジ〜ンと胸を熱くした。

『なかなか結果を出せなかった18年間に腐ることもなく、つねに第一線でARを引っ張り続けた田中』(文中より一部抜粋)

ずっと見ていてくれる人がいる。そう思うと涙が出てきた。

思えばこの18年間、最初は物珍しさに声を掛けてくれても、成績がパッとしないからとソッポを向く人も少なくなかった。素人チームだと非難もされた。

私自身、先の事が不安になって気持ちが負けそうになった事が何度もあった。

しかし、応援してくれる人の数は、ソッポを向く人の数を上回る。だから隊長はどんな状況に落ちようとも腐らない。だから私も腐るわけにはいかない。信じた人だから、納得がいくまで支えて行こうと思った。

そして私たちは、ひとつひとつの経験を大切にしてきた。

森山さんの文中にあるように隊長の経験を素に商品の開発に取り組んでくれる人もいた。そしてそれが商品化された時はどんなに嬉しかったか。

レースは雪山だったり、熱帯雨林だったり、怒涛の海であったりと、装備だけでも何種類もいる。それがチームの人数分。それこそパッとしない成績でも腐らずに、そのレースに似合った商品を提供し続けてくれた人もいる。

いつも温かいメールや電話をくれる仲間たち。
自ら支援金活動に動く仲間たち。
「ページ取りましたから!がんばってきてください」と、成績が出る前から掲載を約束してくれる無謀な(?)編集者さん。
これからどうなるかも分からないのに、私たちを信じてトレーニング生を一手に受け入れてくれるカッパクラブの仲間たち。
いつも深いところで支援してくれるT会長。この方の優しさは本当に心に響く。
そして人から何を言われても、黙って信じて応援してくれる家族。

ずっとずっと応援し続けてくれる人たち。長年、腐らなかったのは私たちだけじゃない。みんなが腐らずに背を押し続けてくれていたのだ。

そんな温かい人たちに囲まれて、私たちはここまで来れた。この準優勝はイーストウインド4人だけで勝ち取った物ではないと、改めて思わせてくれたのが森山さんの文章だった。

多謝。

PEAKS.jpg
posted by Sue at 07:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 干物女の行水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック